泊
浅草の良さを人と設備で伝える「浅草ビューホテル」
昭和60 年(1985)開業の
「浅草ビューホテル」。国際通りの名前の由来となった国際劇場の跡地に立ち、今年で30年近い。名実共に浅草とは切っても切り離せないホテルとなった。
約320室の部屋数を要し、結婚式場、チャペル、宴会場、レストラン、バーなど大型ホテルとしての機能性は高い。
最近の話題は、東京スカイツリーⓇの「フレンドシップホテル」になったこと。
ホテルの前から東京スカイツリーⓇへの直行シャトルバスが運行する他、東京スカイツリーⓇの「天望デッキ入場券付き宿泊プラン」など、お得に楽しめる。
また、東京スカイツリーⓇと同じ2012年5月22日に、26階に「スカイグリルブッフェ&バー 武藏(むさし)」がオープンしたのも、はずせないトピックス。
「武藏」は、東京スカイツリーⓇへの眺望が楽しめる、200席という広さのブッフェレストランだが、特筆すべきはその料理。食べ放題なのに、ブッフェカウンターには常に出来立て料理が並ぶ。
富士山の溶岩石を使った「武藏釜」でじっくり焼く肉、魚、野菜をはじめ、パスタ、ピッツァ、天ぷら、中華など、その種類は豊富。
土日は、東京スカイツリーⓇ側の席は予約で埋まること多いが、平日などは空きもあるそう。電話で予約・確認の上、訪れよう。
東京スカイツリーⓇ効果もあり、昨今、さらに人気が高くなった浅草ビューホテル。しかし、下町・浅草のホテルならではの良さも忘れていない。
「浅草は下町ですから、その意気を大事に、気さくでアットホームな接客を心がけています」と、お客の最前線に立つフロント業務の責任者、中川知子さん(宿泊部支配人)は語る。
中川さんによると、フロントの従業員も、「お客様に説明できるように」日々、浅草の行事やイベントに参加し、雰囲気を肌で感じるようにしてるのだとか。だから「私達になんでも聞いてほしい。堅苦しく感じず、是非、リラックスしてもらいたい」と話していた。
私事で恐縮だが、僕は実は今年、浅草ビューホテルで結婚式を挙げさせてもらったんです。準備の段階から本当に良くしていただきました。それこそ「浅草らしい気さくさ」で、何でも相談に乗ってくれたんです。
どなたにも是非、浅草の魅力を、「浅草ビューホテル」から手始めに感じていただきたいところだ。
<店舗データ>
浅草ビューホテル
東京都台東区西浅草3-17-1
TEL/03-3847-1111
www.viewhotels.co.jp/asakusa/