こごえる寒さ厳しいおり、お酒を飲んで温まるのが嬉しい季節。浅草国際通りにも、そのような冬にうってつけの飲み処があります。
そこで今回は、国際通りの「夜」をご案内しましょう。それぞれの店に違った魅力があります。
HP制作チームふたりからなる私達取材班がまず訪れたのは、浅草ビューホテル近くの居酒屋「浅草つくね」。
昔ながらのカウンターとテーブルの落ち着いた雰囲気で、地元浅草出身のマスターの手作り料理とお酒が味わえます。
名物は店名の通り「つくね」。炭火で一本一本焼くつくね(220円)は、もちろん手ごねで手作り。ジューシーでしそがさっぱりとしたアクセントに。熱燗にもよく合い、温まりました。
さらに私達が頼んだ「揚げ出し豆腐」(600円)が、冬のこの時期に絶品! 大きなふわふわの豆腐がいい味の汁にひたひたに浸かっていて「ホフホフ」しながら堪能。
店内には、浅草各町青年部の手ぬぐいが飾ってあり、粋な風情。マスターとの祭談義にも花が咲きます。確固たる根っこをもった居酒屋でした。
続いて、「浅草つくね」から目と鼻の先の「こだわりワイン酒場 ヴィンゴ浅草店」へ。こちらは、100種のワインと本格的な料理が楽しめるワイン酒場です(グラスワインは7〜10種類用意)。
まず頼んだのは、「樽生スパークリングワイン・赤」(630円)。升にはいっているワインは初めてで、「浅草で飲めるのはこの店だけ」というのも納得。フルーティなのでかなり飲みやすかったです。
料理はシェフの工夫が随所に見られる、ワインのすすむおつまみが主で、メインディシュも多数用意されています。
「旨味たっぷりのヤリイカ丸ごとソテー」(480円)はプリプリふっくら。「季節の料理」としてこの日あった「子羊のトマト煮」(880円)では、ポカポカと気持ちまで温かくなりました。
名物は「フォアグラの西京焼き」。120gというボリュームで1380円とのこと。要チェックです。
お客さんは地元の方も多いとのこと。「下町ならではの気さくな店を目指していますので、こちらからお客様に話しかけさせていただくこともあります」と店長。
2012年8月にオープンしたばかりという「ヴィンゴ浅草店」ですが、地元に根ざしたお店になっていく予感がしました。
最後に伺ったのは、浅草国際通りの深い夜にうってつけの店、「スポーツ&ダーツBar Sea One」です。
店内はダーツ機と大きなモニター、それを楽しむテーブル席が数カ所あって、広々とした雰囲気でした。朝までスポーツを鑑賞したり、友人や仲間とダーツができる居心地の良い空間です。
ここではビールでのどを潤しながら、同伴の編集ライターのS氏とついついダーツプレー。カウントアップやクリケットを自由に自分たちのペースでできるので、ついついアツくなってしまいました。
嬉しいのはチャージが0円というところ。地元客に限らず、観光でお泊まりの方にも気軽に利用できるはずです。
今回夜遅くまで、浅草国際通りで楽しんでしまったしだい。「浅草は夜が早い」と、よく言われますが、浅草国際通りには夜まで賑わいの絶えないところは多くあります。
たまには、浅草のこういった夜の魅力を再確認してみるのもお薦めです。
<店舗データ1>
居食処 浅草つくね
東京都台東区西浅草3-1-10チヨオケンビル1F
TEL/03-3847-0209
水曜 休
PM6:00~PM1:30
ホームページ なし
<店舗データ2>
こだわりワイン酒場 ヴィンゴ浅草店
東京都台東区西浅草3-1-10-1F
TEL/03-6802-7175
月曜 休
火~木・土 PM5:30~AM0:00/金・祝日前 ~AM1:00/日 ~PM11:00
土・日・祝日のみ ランチ営業 PM12:00~~PM3:30
ホームページ hitosara.com/0006000159/
<店舗データ3>
スポーツ&ダーツBar Sea One
東京都台東区浅草2-11-7和田ビル1F
TEL/03-6231-7886
無休
PM6:00~AM5:00
ホームページ r.gnavi.co.jp/gc98700/